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お金が足りなくてカードローンを使う

定職につき毎月一定の収入があるとその金額の中で生活をすると思いますが、結婚式やお葬式などで急な出費がかさんでしまうことってありますよね?貯金があれば一時的に貯金を下ろして急な出費に当てることができますが、毎月の生活がカツカツで貯金をする余裕なく生活している場合、貯金を下ろしてという方法が使えません。

親や友人にお金を貸してと言うのは恥ずかしい…こんな時はカードローンやキャッシングローンを使ってそのピンチを切り抜けましょう!

カードローンとは

カードローンとは、一言で言ってしまうと借金です。借金と言ってもやくざが絡むような危ない消費者金融ではないので、使い方を間違わなければとても便利なものです。

通常借金をする場合は、担保や保証人を用意しますが、カードローンは担保や保証人を必要としない個人向けの無担保融資となります。言わば信用貸しの借金です。そのため、カードローンを使用するためには申し込みしたあとに、金融機関と調査会社による個人調査があります。

この個人調査は、定職に就いているか、安定した収入があるか、過去に支払いに関する問題を起こしたことがないかなどを調べられます。この個人調査で問題がなければカードローン用のカードが届きATMを使って指定された限度額までお金を借りることができます。

ただし、無担保での信用貸しなので、車を買うときなどに組むローンより金利は高めに設定されています。そのため、早めに返済しないと金利で返済する額が膨れ上がってしまいます。

最近では、学生でも作れる学生用のカードローンや、主婦でも作れるカードローンも登場しています。

カードローンの種類

カードローンには楽天銀行や三菱UFJ銀行の銀行系カードローンと、アコムやプロミスなどの消費者金融系のカードローンがあり、それぞれで特徴が違います。

銀行系カードローンは金利が低く、その銀行に口座を持っているのならばキャッシュカードじたいにカードローンの機能を持たせることが可能だったりします。また、以前は申し込みから即日審査してもらうことができ、即日融資もしてもらうことができましたが、2018年1月より即日審査・即日融資ができなくなり、審査が厳しくなりました。

消費者金融系のカードローンは金利が高く、申し込みから審査までが早いのが特徴です。早い場合だと1時間で融資してもらうことができます。

そのため、緊急的にお金が必要な場合は銀行系のカードローンではなく、消費者金融系のカードローンが便利です。

気軽に借りることができる

カードローンは借入先のATMやコンビニATMからカードを利用して簡単に借り入れ返済ができます。カードローンには期限がなく、一度カードローンのカードを作ると限度額内ならばいつでも使うことができます。

ただし、あまりにも気軽に借り入れができるので計画的に使わないと返済が長期に渡ってしまうので注意しなければいけません。

限度額はカードローンの種類や借りる側がどういう人物かによって違います。たとえば、定職に就いているサラリーマンなら限度額は50万円になりますが、学生や主婦だと限度額は10万円までになります。

カードローンのメリット

カードローンにはメリットとデメリットがあります。

カードローンのメリットには、審査が早い、いつでも借り入れ・返済ができる、一定額の返済で返済計画が立てやすいことがあげられます。

通常、車を買うときに組む自動車ローンは申し込みから審査が終わるまで1ヶ月ほど掛かります。それに対しカードローンは消費者金融のカードローンに限られますが、申し込みから30分~1時間で審査が完了し、借り入れができるようになります。急にお金が必要になった場合は、この審査スピードが重要です。

次に、カードローンは限度額内なら24時間いつでも借り入れや返済が可能です。しかもコンビニATMから利用できるので、田舎にでもいない限りはどこでも借り入れができます。

返済は毎月一定額を返済します。そのため、返済計画が立てやすく計画的に返済ができます。申し込みの際に毎月の返済額を決め返済していきますが、お金に余裕が有る時など多めに返済することも可能です。

カードローンのデメリット

カードローンのデメリットには、金利が高い、元金が減りにくい、利便性がイイせいでどんどん借り入れをしてしまう、借りているという意識が薄れやすいなどがあげられます。

カードローンは無担保融資になるため金利が高く設定されています。そのため、多く借り入れし尚且つ返済が長期に渡ってしまうと、借入した元金が減りにくく、返済する金額が多くなってしまいます。

毎月の返済額は申し込みの際に決めますが、この返済額を低くしてしまうと完済までが長期になってしまい、利息によって元金が減りにくくなってしまいます。そのため、毎月の返済額は低く設定しすぎないにようにしたほうがいいです。

カードローンは利便性が良すぎるので、お金が足りなくなったらすぐカードローンを使ってしまいますが、そうやっていると借り入れ額がどんどん多くなっていきます。「この金額ならすぐ返済できる」からと軽く考え借り入れしても、なかなかすぐ返済する人なんていないものです。カードローンを使うときは計画的に借り入れをして、余裕が有るときは毎月決められた返済額のほかに多めに返済していくことをおすすめします。