おひとりさまになったアナタの法律あれこれ
HOMEおひとりさまの「お金」 > 生活困難に陥った場合

生活困難に陥った場合

一生懸命働いても年収200万円未満の人は、日本全国で1000万人以上います。また、生活保護の水準以下で暮らしている家庭は400万世帯といわれています。この数字は日本国内の全世帯の約10分の1にあたります。

もしもあなたが、どうしても生活に困ったり食べていける状態ではない事態に陥った際は、生活保護という最後の手段があります。これは憲法25条で定められており誰でも生活保護を受けて生きていく権利があると定められています。

生活保護を受ける条件

生活保護を受けるには条件があります。

  • 1) 長期間入院をしていたり、高齢のため、働きたくても働けない状態にある。
  • 2) 貯蓄を切り崩しても生活が苦しい。
  • 3) 家族から金銭的援助を受けることができない。
  • 4) 年金・その他の手当を生活に当てても生活が苦しい。

などといった条件があります。生活していくお金が、本当に辛くなった際は、まずはお近くの生活保護課に相談してみましょう。